「世紀末ツア−99」第1戦--結果報告

1月15日鶴舞CCに於いて、今回から始まりました「世紀末ツア−99」の第1戦の結果です。

ベストの数字は赤字、ワーストは青字です。

 主催者(K島)の参戦記およびコメント・・・

シングルロ−ド杯

いやあ、ホントに始まりましたねえ、世紀末ツア−第1戦。コンペだとその日、デキが悪くてもそれだけのこと。心のどこかに「金で済むことじゃん」という悪魔の囁き(懐かしき古山高麗雄)が聞こえてくるのです。いわゆるキレるってやつですか。角度的に出るわけないバンカ−から、何度もグリ−ンを狙うとか(オ−クビレッジです)、同じ池に同じ場所から同じクラブで3発放りこむとか(ニュ−セント=とがしに球借りました)、みんな経験ないとは言わせない。しかし、年間で、しかもスクラッチのアホどもと戦っていると思えば、そんな悪魔の囁きにも耐えられるのじゃないか? モチベ−ション高めるのが主目的のこのツア−、これで練習ももう少しやるようになるんじゃないかと思うのだが…
    ●
K島の場合、いいだしっぺでもあり、準備は万端であった。正月休みのプ−ケットでは、8日間で9ラウンド。指の豆をつぶしてしまって、天然芝のレンジで打つことはままならなかったが、コ−スレ−ト72.6に対してアベが90.7なら上出来でしょう。4日に帰国して即、近所の練習場の回数券を買い出しに走った。お年玉として贈呈券が5コイン分ついてるから、2割以上おトクというわけ。1年分と称して4冊、48,000円を投資、練習を義務づけることに成功 したかどうかは年末になればわかるって。10日(日)には調教がわりに寄居の月例を叩く。45・47で見事に沈没。それでも去年の同時期、102打ったのに比べればカワイイもの。日本の冬の感覚に戻せばいい。
    ●
そしていよいよ当日、ツア−参加者中2名が欠席。松村氏はインフルエンザで高熱と下痢。芳井氏は漫画家という職にあるにも関わらず、バイクで転倒し右腕骨折との由、3月に復帰できるかどうかも微妙とのこと。回復を祈るのみ。個人的予想では、◎黒川、○西谷、◎は学生時代からのキャリアを誇り、○はかつてハワイ在住時、年間250ラウンドをこなしている。ベストスコアも参加者中上位の筈だ。とはいえ、6試合のいいとこどりなら、1回は勝てるだろう。2着を2回とって、残った中でそこそこの数字をいかして10以下にオ−バ−を抑える。これがK島の青写真なのだが…
    ●
そんなことを考えながら立った1番テイグラウンド、「よろしくね」とホッカイロで温めた(反則!)ボ−ルを叩いたら、あらまあ超ドロ−で左の林へとんでった。 「K島さん、球質変わりましたねえ」と同組の黒川、新見両氏よりおほめの言葉、曲げてうれしいか? それでも「出すだけ」→ウエッジとつないでボギ−セ−ブは上々のスタ−ト。90を少しモグった数字を出していれば、好位はキ−プできる、それに供託金も1,000円前後で済むはず。というわけなのだが2番で素ダボ、原因は曲がるテイ−ショット。こんなに曲がるのは最近にない、だいたい毎ホ−ル、テイグラウンドで「キャデイさん、もう1球打っとく?」と伺うのは精神衛生上よろしくない。辛抱は3番ロングも続き上から2メ−トルを流し込んでボギ−。5番ではセカンドショットを6番テイ−グラウンドに打ち込み、5メ−トルの崖下からSWで枝をかすめて3オン。タイトロ−プのような前半は、上がってみれば僥倖の44。参加者の成績は43が2人(黒川、篠塚)いるだけで、まあレギュラ−テイでも井上誠一は難しい、という結論になった。
    ●
あまりの寒さに熱燗グビリで迎えた後半は、いきなり3パットでスタ−ト、当然ダボなので供託金400円。これって、結構やらかすパタ−ンかも… と思いきや2ホ−ルめも同じ失敗。上につけちゃダメだって… パ−2つ拾って借金返してホッとした14番テイ−グラウンド、ドッグレッグ意識して5Wで刻んだら、ただのシャンク。なんとか3オンさせたけど結局3パットのダボ。あとは、惜しかったり、惜しくもなんともないボギ−が続いてINは46回。合計90かあ… レギュラ−なら、もう少しいけると思ったけど、まあ文句言えるほどの球は打ってなかったのだから止む終えない。パ−4、ボギ−10、ダボ4。まあ、ペナルテイ食らってないのが救いといえば救いである。他の参加者も総崩れ状態で2打差での2着入線はめっけものであった。次回は3月18日、場所につきましては近づいたところでご連絡申し上げます。



「世紀末ツア−99」第2戦--結果報告

3月11日・多摩ヒルズGCで行なわれた「世紀末ツア−99」の第2戦「星条旗カップ」の結果です。


 [ゲストの部]
  戸田 40・42 82
  箱山 44・40 84
  本多 41・47 88
  篠  44・50 94

 主催者(K島)の参戦記およびコメント・・・

USA仕様の多摩ヒルズ


迎えて第2戦、ここのところ8ラウンド続けて90を切れていない。109なんぞという滅相もない数字もあるが、芝がうすくてアプロ−チ&アイアンがどうしようもない。例年はいかにと手帳をめくると、やはりデキは悪い。桜木方式の1〜2月休養は正しいと思うけど、この時期に鍛えることが大切という理屈だってある。調整に調整を重ねて臨もうとした第2戦、その前日に管理職から呼ばれた。「K島、勘がいいほうだから気ずいてたかもしれないけど、この部署4月からなくなるから…」そりゃそうだろう、私の1年間の仕事、単行本2冊。使った有給休暇35日、こんな社員雇ってたら会社傾くの当然でしょう。でもって、4月からのセクションは宣伝部だって。入社以来24年間の編集者生活よさらばというわけであります。といっても、その瞬間にアタマをヨギったのは、ツア−継続のことであって、今までみたいに[直訪・富樫泰崇氏、木村和久氏/夕方出社、ケイタイイキ]なんて芸当はできなくなるわけです。まあ、そんな予感もあって、休み放題の今の部署にいる1〜3月に2戦、9/23の祝日に1戦ほうりこんでおいたのですが… K島の私的事情はさておき、試合のレポ−ト、(木村氏用にはシングルロ−ドのデ−タ)お届けします。
    ●
さて、多摩ヒルズは、桜ヶ丘、東京よみうりなどという名門と、軒を接したロケ−ションにあり、カ−ナビには「米軍補助施設」と表示されていました。米軍の所有物であり、軍人の福利厚生に役立てるゴルフ場です。じつはK島、今までに3カ所ミリタリ−コ−スを回ったことがあります。グアムのネ−ビ−のコ−ス、ハワイのカラカウアGC、それにここ多摩ヒルズを1回。カラカウアのときなんぞは、夕方5時になると、コ−スじゅうにラッパが鳴り響いて、星条旗に向かって敬礼させられるから笑えます。でも、軍属及び軍人OBの同行がプレ−の条件なので、なかなかプレ−できないのも事実。今回は、西谷選手の友人リックの助力で開催にこぎつけた次第です。ちなみにリックのプレ−フィは10ドルとか… 私、自分が会員権持ってるとこでやっても1万円とられるんですけど、アタマ痛くなるような話です。石原慎太郎が都知事になったら、横田基地と一緒にここも返還してほしいよう。
    ●
したがって、プレ−手続きもUSAスタイル、プロショップで金を払い、カ−トのキ−を受け取ります。おりしも花冷えの弥生3月、私のカ−トはイヤというほどチョ−クを引っ張って、やっと動きだしました。今回はゲストメンバ−も上級者揃いだったので、各組緊張感あったのではないかと思います。あんな小さなグリ−ンで、よくぞニヤピン4本とも成立したものです。グリ−ンは多分高麗なのだろうけど、そこそこ高速で、ピン位置はスミばっかりだし、カップ周辺のアンジュレ−ションも微妙で、慣れるまで難しかった。あと、氷雨降るコンデイションも大敵。(聞かなかったけど多分このコ−スは)井上陽水で「傘がない」ので、バッグに傘は不可欠なのです。皆さん海外ゴルフの時は傘を入れていきましょうね。まあスコアのほうは、12番でチップインのパ−拾ってから図にのり、久々の80台。上がり3ホ−ル連続パ−で、これも人事異動の神様が恵んでくれた成績のようです。個人的テ−マとしては、アイアンのカット打ちが直らず、フェアウエイキ−プ11/14にもかかわらず、パ−オン2回(うち1回はショ−トホ−ル)のみ。寄居のように傾斜地から打つのならともかく、けっこう平らなトコから打ってたように思うのですが…
    ●
今回トップは松村氏、K島の小中学校の同級生で、手広く薬局を経営しています。彼女が国外逃亡中なのでゴルフに集中できていい、などとトボけたことをいっています。前回88、今回86、まあこのあたりが、当ツア−の妥当なメダリストの数字なのでしょう。それより、今回最大の失敗は、コ−スの性格上全員のペナが少なかったことで、8,500円しか集まりませんでした。(うち富樫2,300円、エライ!)次回はもっと叩きましょう。



「世紀末ツア−99」第3戦--結果報告

4月22日・富士見高原GCで行なわれた「世紀末ツア−99」の第3戦「パブリック選手権」の結果です。



 主催者(K島)の参戦記およびコメント・・・

パブ選の壁高し…


パブリック選手権への挑戦は今年で4回目になる。初めて朝霞で挑戦したときは85で回った。カットライン77に8打差ならまあいいか、1年に1打づつ縮めて8年後には予選通過ね、そのくらいに思ったものだった。しかし、翌年の新玉村92、去年の古河92、進歩のあとはほとんど見られない、情けない。今年は富士見高原、パブリックの名門、一度行きたいと思っていたので、世紀末ツア−の中に組み入れることにした。
    ●
8人分まとめて「なるべく近い時間のスタ−トにしてね」と書き添えて申し込んだので、9時〜9時半にそれぞれのテイ−タイムが設定されていた。私の場合は9時ジャストにインスタ−ト。一緒に回るのは出竹さん、稲毛さん、渡辺さん。この出竹さんはなんと去年の富士見高原でのシニア予選でメダリスト、スコア71。K島とはエブリ1ということになる。到着後50球打つ。午前3時に起きてWユ−ス準決勝を見てたので寝不足。(しかしよく勝ったもの、20年前尾崎、柱谷(兄)、水沼、風間のチ−ムなんて守ってるだけだったもんなあ。修身の教科書に出てきそうな松本迷監督、わたしゃ国立で見てた記憶あります)。練習場の横はゲレンデ、残雪が残ってるので、ここが高地であることがわかる。
    ●
パッテインググリ−ンで気づいたこと、下りはめっぽう速い。知らないグリ−ンと女は手前から攻めろって、これ鉄則です。聞けば八ヶ岳から速いんだって。大昔、富士山のそばのコンペ(ゴジラ会)で、パットに泣いたことを思い出す。そうこうするうちにテイ−タイム、注目のの出竹さんはアメリカンロマンスグレ−(=ハゲつつある白髪)の紳士。ヘッドカバ−についたオンネ−ムのリボンが、歴戦の証である。ネ−ムプレ−トもビッグゲ−ムの参加記念のヤツが1枚だけついていてシブい。自分だったら予選通過のプレ−ト全部じゃらじゃらブラさげるはず。
    ●
ちなみに、K島の使用球はナイキ。これなら他人とブツかるこたあないだろう。自信満々に読売新聞の戸田記者に言ったら「そのボ−ルじゃスピンかからないんじゃないですか?」と切り替えされてしまった。そういうこと、実は気にならないタイプなんです私。パ−5のスタ−テイングホ−ル、打順は2番目、もう昔みたいにドキドキはしません。ミスショットも慣れっこだし、ドライバ−に関してなら、朝からまあまあの当たりだったし… しかしブッたまげたのは第2打地点。そんなに悪い当たりではなかったのだが、自分の球だけがヒドく飛んでいないのである。というか、出竹さん、もう一人もけっして若くはない稲毛さんだが、この二人に30〜50ヤ−ドくらいオ−バ−ドライブされたのだ。もう一人、身長184センチ、名古屋からの刺客、渡辺さんにいたっては、もうはるか彼方で較べようもない。必然的にリキんだ第2打は、あまり飛ばずグリ−ンまで160ヤ−ドを残した。アゲンスト、上り、だけど高地だから飛ぶ。そこで選んだクラブは4鉄、少し短めに持ってコンパクトに打つ、打てた、乗った。ざまあみろ。
    ●
というわけで、パ−でスタ−ト。しかしすぐにダボダボときて、あとは例によってボギ−ぺ−ス出たり入ったりのゴルフ、なにより、飛距離の差にイラつく自分が情けない。冷静に考えて、力の伝達能力に差があるのだと思う。こちらは10の力がスライス回転やらなんやらで、7くらいしかボ−ルの前進に機能していないのだ。対してオヤジたちはスイングスピ−ドのほとんどが、ボ−ルのパワ−に吸収されている。そう考えるよりないが、この件違っているようでしたら教えてください。まあフォ−ムがばっちいのも原因でしょうね。結局195ヤ−ドのショ−トホ−ルをウッドで打ち(他の3人はアイアン)グリ−ン奥にOB。これがたたってハ−フ46、ねえ時間があれば練習ラウンドして、そういうチョンボは防げるんだけど、まあしょうがない。食事すませて午後も似たりよったり。ハンデキャップ1のパ−4でチョロあり3パット(それも25センチお先にで)ありの素トリ、この借金返したところでラウンド終了。46・45で91かあ。コ−スレ−ト72.2に対してハンデ14だとこんなものでしょうか。
    ●
ところが、あがってみたら西谷選手、81だというではありませんか。鶴舞では102も打った人がです。罰金王のとがしも85だって… 二人ともよく飛ぶほうだから、こういう長くてペナの少ないコ−スは向いてたようだ。おかげで、ツア−の勝負は形勢が混沌としてきた。第2戦を制した松村選手にいたっては102だって… 5〜6月はコンペシ−ズン、各地のコンペで勝ちグセをつけて、後期に臨みましょうね。次回は7月8日(予定・22日から変更)、場所につきましては近づいたところでご連絡申し上げます。馬頭後楽園は遠いからやめましょう。



「世紀末ツア−99」第4戦--結果報告

7月8日・ピ−トダイGC/VIPコ−ス(BT72.6)で行なわれた「世紀末ツア−99」の第4戦の結果です。



 主催者(K島)の参戦記およびコメント・・・

ピ−トダイの惨劇

「コンペをバックテイ−から」と申し込んだら「平気ですか?」と念を押され、当日も釘をさされた。松山さんご夫妻がいなかったら、たぶんバックからはやらせてもらえなかっただろう。案の定、第1組は7番テイ−グラウンドでコ−スマ−シャルから警告を受ける。主犯はY(テイグランドで打つまでが長い、パット打つ前におよそのラインくらいよんどいて!)共犯はT(ドライバ−曲げすぎ)まあ残る二人もあっちいったりこっちいったりで大きなことは言えない。そんなことはともかく…
アウトスタ−トにしたのは、アウトのほうが易しい(あれで!?)からで、たしかに9人のスコアを検証するとアウトのほうが多少マトモな数字ではある。とにかく「ボギ−が精一杯」もしくは「ボギ−のはずがダボになる」コ−スなのだ。目医者のMなど前の週には、「ドライバ−全然曲がらないから、いくらフェアウエイ狭くてもノ−プロブレム 」と豪語していた。漫画家Tにいたっては、レッスンものの取材でプロから「直すところはない」って言われたんだって。もちろん二人とも沈没であった。
罰金は8人中6人が、上限3,000円を達成。残る二人も2,000円以上とあって、罰金集めの目的は達成されたが、寂しさは否めない。総合成績では2回目のゼロ(メダリスト)をマ−クしたM社長がトップだろう。しかしまだまだ、勝負は下駄を履くまでわからない。次回こそと唇を噛み締めて夕日を見上げるK島であった。
    ●
自分のスコアがパッとしないと、報告の作成が遅れるのは木村連載がスコア悪いと1週で終わるのと似た理由なんだろうか?
次回は9月23日(秋分の日)、黒川さん所属の茨城パシフィックGCにて、オ−プンコンペ(ダンロップ杯=17,500円・食事・キャデイつき・9時3分から3組)があり、これに参加することにします。世紀末ツア−においては首位戦線を離脱してしまった人でも、少しは興奮できるようにとの配慮です。集合等につきましては近づいたところでご連絡申し上げます。



「世紀末ツア−99」第5戦--結果報告

9月23日・茨城パシフィックCCで行なわれた「世紀末ツア−99」の第5戦の結果です。


 [ゲストの部]
  小谷野 36・38 74
  松山  48・42 90

 主催者(K島)の参戦記およびコメント・・・

茨城パシフィック太平洋の波高し

鶴舞(千葉)、富士見高原(長野)、多摩ヒルズ(東京)、ピ−トダイ(栃木)ときて第5戦は茨城パシフィック(茨城)… 思えば関東甲信越あちこちを巡ってきたものです。埼玉、神奈川、山梨、群馬は行ってませんね。第6戦、最終戦の開催地ははその4県から捜しましょう。K島も常磐道は那珂より北は走ったことなくて、夜道で風景は見えなかったものの、なかなか楽しいドライブでした。唯一見えた風景は鹿島灘に寄せる豪波で、イヤな予感がしたものです。
    ●
台風の襲来もあって前日3〜4人からは、「明日どうするの?」という連絡ありましたけど、やるに決まってます。案のじょう当日は秋晴れの好天。小谷野プロにお見合いセッティングした関係で、黒川・K島・小谷野プロ・TN嬢のパ−テイ。アウト1番ティ−ショットは、小谷野飛びすぎてクロスバンカ−、黒川あわやOBのどスライス、TN嬢チョロで、K島のみフェアウエイ。アゲンスト160Yを5鉄で打ったら黒ちゃんのテイ−ショット以上にスライスしてOB。ドライバ−はまあまあでも、金物とりわけパットが思うにまかせず自滅。ツア−なんだからと、戒めても戒めてもカンジ出せなくて困った。
    ●
一組前に、とんでもない穴馬がいた。ここまで出走するたびに10馬身以上の大差負けを繰り返していた「シンリョ−メダマ(松井)」号。戸田調教で30台を連発し上り調子なのは知っていたが、テンプラも多いし(距離短く平坦な戸田なら救われる)、また駄目だろうと思っていた。がこの日は朝から雰囲気が違っていた。日頃めったに幹事的な行動を取らない彼が、早朝から営業の練習場を捜しだしてのプラクティス。同組のメンバ−に聞くと、拾いまくりの数字だったらしいが、45・43はあの早いグリ−ンで上出来でしょう。おまけに新ペリアも大ハマリで、¥180,000のアイアンセットを獲得と、笑いがとまらなかったことでしょう。とんと走らないもう1匹の「キャバクラキング(木村)」は、果たして最終戦走るでしょうか?
    ●
小谷野プロとのラウンドは2回目です。まず、我々のような「くだらない曲がり方」はしません。(ロングの第2打でチョロ1回だけ発見! しかしパ−を拾ってしまった)2メ−トルくらいのパットを楽々入れてきます。ドライバ−もテ−マを持った球を打っています。この日パ−4の11番と18番で、2回だけK島とティ−ショットが並んでいました。どちらも残り100ヤ−ド強で、彼は意図的にそこに落としたわけです。もちろんK島は偶然のナイスショット。しかし、11番ではアゲンストに捕まって両者ガ−ドバンカ−へ。雨で固まったバンカ−からピッタリ寄せてパ−セ−ブしたのが小谷野プロ、K島は出すには出したが下り10メ−トルを3パットしてダボ。18番でも残り100ヤ−ドではラクラク2オンのプロに対し、ウエッジでトップさせあわやロストのK島、彼我の差を痛感しても、これだけ離れちゃうとただあきれるばかりでした。
    ●
冷静に考えてみると、ここまでのベスグロスコア88・86・81・93・88です。コ−スコンディションによって差がでているけど、出せないスコアじゃないと思うけど、どんなもんでしょう?
    ●
ここまでのスコアのベスト3を合計すると…
松村5・西谷6・小島11・富樫15・新見17・黒川19・松井23・篠塚25・木村28
っつうことで21以上の3人は脱落(いいとこどりで20確定が2名)。最終戦、例えばこんなスコアになると、6人でのプレ−オフとなる。
黒川84・新見86・富樫88・小島92・西谷97・松村98… う−ん。



「世紀末ツア−99」第6戦--結果報告

12月2日・玉造GC(コースレート71.6) で行なわれた「世紀末ツア−99」の最終戦の結果です。



 主催者(K島)の参戦記およびコメント・・・

心地よい緊張感の中で

12月は雨はふらないはずだったのに、久しぶりの雨だった。コンディションが悪くなればロ−ハンデ優位といわれているくらい、スコアに差が出やすいもの。3位につけているK島としては、大逆転のメもあるかしらと常磐道を北上した。とはいえ、別のところで運を使っているせいか、このところ絶不調(戸田で94、晴山で93)。よって年間アベ80台は今年もお預けなので、自信はない。まあいいだしっぺとして、最終組のポジション確保できたのだから少しは緊張してやりたいとは思っていた。
    ●
首位松村とは6打差、2番手西谷とは5打差ある。プロの試合だったら絶望的だろうがそこは世紀末ツア−、何が起こるかはわからない。案の定1番で西谷が高速グリ−ンの餌食となり4パットのトリ。K島はパ−なので2打差となる。この日の難しさはその高速グリ−ンと冬場の寝ちゃって、なおかつ湿っているライだった。バックティからだから距離は残る、そこでウッドのクラブ持つわけだが、これをスベらせて打つのが難しい。つんのめってピッチングみたいな球を何発か打った。アプロ−チも同様で、さっそく2番でカラ−からトップ。15メ−トルも上につけちゃあ3パットも止むなし。このホ−ル「7」で振り出しに戻る。とまあ、そんなこんなで、アウトは多少のツキにも恵まれて46で上がってきた。松村は不調で49。その後持ち直した西谷は45。後方からのマクリを考えていたであろうトガシは、49でほぼ圏外。
    ●
INに入ってもパッとしない。にもかかわらず、もっともっとパッとしないのが松村で、いきなりダボ・ダボ・トリで7オ−バ−、ついにK島2位に押し出される。西谷は西谷で「風邪ひいて頭痛い」と言い出す。16番テイ、西谷とK島・松村との間には4打の差がある。西谷のテイショットは大きくスライス。前の組では黒ちゃんが2発打ち込んだというOBゾ−ンへと向かった。「前進4打のティもあります」というキャデイさんに、その有利さを確認して「じゃあ、OBだったらそっちね」とボ−ル捜しに向かう。カレは11番483ヤ−ドのパ−4でもOBを打ち、超サ−ビス前進テイの恩恵を受けている。ボ−ルが白杭の向こうにあれば2打差、不採用のラウンドはK島のほうがいいスコアだから実質1.5打差になる。ちょうどそんなとき、17番を進む前の組とスレ違う。「チョット面白いことになってる」と言ったK島の声は気持ちハズんでいたかもしれない。
    ●
結局、ボ−ルはセ−フのゾ−ンにあった。西谷は出すだけだったが3オンでボギ−。2打めをバンカ−に打ち込み、ホ−ムラン性の2塁打したK島はダボで勝負あり。それでも残り2ホ−ル、パ−拾って松村とは同着。ラウンド前に宣言した同スコアのときは5番目のスコア勝負、の規定に救われ2位にすべりこんだ。18番のティショットがあわやOB、最後の下りのパットはシビれて楽しかった。また来年もこういう緊張感を味わいたいものだ。



「世紀末ツア−99」年間結果報告

このツアーは、各自のレベルアップを目的として、同じ位のハンデキャップの参加者がスクラッチで年間6試合を戦い、そのうちのいいとこどりの4試合のスコアで年間ランキングを決めるという単純なツアーです。ルールは、基本的に ・スクラッチ ・ブルーティー使用 ・ノータッチ で行われます。

6戦のベスグロスコア88・86・81・93・88・92です。コ−スの難易度、コンディションによって差がでているけど、決して出せないスコアじゃないと誰もが思っているはず。まして、しくじった1〜2Rは除外できるわけだし… それではくどいけど成績の発表です。



会場 1鶴舞 2多摩ヒルズ 3富士見高原 4ピ−トダイ 5茨城パシフィック 6玉造



「新世紀ツアー2001」の結果
「ミレニアムツアー2000」の結果